Beethoven Baby Grand Reference

Vienna Acousticsには、一般的なメーカーにはある重要なものが存在しません。
それはロードマップとも表現される製品化への期間設定です。
メーカーは一般的に製品サイクルを設けてモデルチェンジを行い、その定められた発売時期に向けて製品開発を行います。
しかし、Vienna Acousticsは違います。
Peter本人がブレイクスルーとなるだけの革新的技術を生み出したと納得した時、初めて新製品が姿を現すのです。
これがVienna Acousticsの新製品が長期間登場しない理由であり、どの製品も古くならない普遍的な美しさを持っている理由であり、新たな製品が全て素晴らしい完成度と新たな魅力を備えている理由でもあるのです。
Baby Grandはその使いやすいサイズもあり、ここ日本ではConcert Grand以上の人気を誇るスピーカーです。
新しい2種類のBeethovenは、X4Pやコンポジットコーンなど新たに開発された技術は全て共通となっており、違いはウーハーのサイズとキャビネット内部の構造程度に留まります。
完成度は互角と言って良く、新しいBaby Grand Referenceも人気が出そうです。

●形式：3ウェイ 4スピーカー バスレフ方式 フロアスタンディング型
●使用ドライバーユニット：
　TW / 28mm ハンドコーテッド・シルクドーム・ツィーター×1
　MID / 152mm コンポジットコーンミッドウーハー×1(フラットX4P + ファブリック・センター)
　WF / 152mm コンポジットコーンウーハー×2(フラットX4P + ファブリック・センター)
●クロスオーバー周波数：180Hz/2,800Hz(6dB/oct)
●周波数特性：28Hz 〜 28,000Hz
●出力音圧レベル：89.0dB(2.83V@1M)
●公称インピーダンス：4Ω
●推奨アンプ出力：40W 〜 300W
●寸法：幅182×高さ1,025×奥行330mm(キャビネットサイズ)
　　　　幅260×高さ1,095×奥行330mm(スパイクフット含む)
●重量（1本）：26.0kg