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Amormet™(アモルメット)コアの使用箇所
アモルメットはノイズ防止用チョークコイルのコアで、オーディオで有害な高周波数ノイズを除去するために大変重要なパーツです。コモンモードチョークコイルは音声信号等に対しては一切の影響を与えず高周波のノイズに対してのみ大きな抵抗として働きノイズを防止します。 音質向上に効果的な使用箇所は、主としてCDプレーヤー、DACの出力コード等オーディオ機器間のラインケーブル(インターコネクトケーブル)、スピーカーケーブル、ACアダプターのDC出力コード等です。
Amormet™(アモルメット)コアの大きさの選び方
ライン用、スピーカー用は中心の穴にプラスマイナス両方の電線が無理なく一緒に通るくらいが適当です。ACアダプターの直流出力側に入れる場合は、中心の穴がプラグの大きさより一回り大きく、直流出力コードを1〜2回まける程度の物を選んでください。 NSシリーズとNSTシリーズの違い
音質上の理由によってコアの電磁特性を変えたものを2種類用意しております。 超HighμのNSシリーズを更に高性能化させるNSTシリーズは、特に低音域でのパワー感やスピード感を増強する効果が期待できます。お好みで2重連でご使用ください。この時、両コアの位置、表裏等で特別な変化はありません。
Amormet™(アモルメット)コアの使い方
ライン用、スピーカー用はコアの中心の穴に線を通すだけです。この時大切なことはラインケーブルでもスピーカーケーブルでも「全てプラスマイナスを必ず一緒に通すこと」です。これでノイズ防止に最も効果的なコモンモードチョークとして動作します。
ステレオ等チャンネル数が複数ある場合は各チャンネルごとに行ってください。 入れる場所は端でも真中でもかまいません。シールド線は通すだけで、2芯シールド線はシールド線も一緒に通してください。グルグルと巻きつける必要はありません。通すだけでチョークコイルとして働きます。
1つのラインケーブル等に2個のコアを使用して、プラス側マイナス側それぞれにコアを入れている例をインターネット上で多く見かけますが、アモルメットコアにおいてはそのような使い方は電気的にも音質的にも好ましいものではありません。電線は必ずプラスマイナス一緒に通してください。 ACアダプターに入れる場合は、直流出力コードを中心の穴に通しながらコアに1〜2回巻き付けた方が効果的な場合もあります。 コアは衝撃を与えると破損したり、特性が悪化することがありますので丁寧に扱ってください。
パワーアンプのスピーカー出力コードやRCAピンケーブル、機器内部の信号経路、ACアダプター等、多くの利用箇所があり、どこに使われましても大きな音質向上が得られます。